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Topics of Annual Conference of Japanese Radio Law

Friday, Oct 9, 2020 by Takahiro Aikou radio, Sprious emission, Broadcasting, MCA, LTE, BCP

去る2020年10月8日、一般社団法人 全国陸上無線協会九州支部 令和2年度法令周知会へ出席してきましたので、トピックスのご紹介です。 新スプリアス規格への対応 従前より総務省から周知されている内容ですが、旧スプリアス機器については、令和4年12月1日以降は使用できなくなります。 平成29年度12月1日以降に、免許の有効期限をむかえる無線局については、再免許または再登録の手続きを行うことで、旧スプリアス規格の無線局を使用することができますが、 期限は、令和4年11月30日迄となります。 新スプリアス規格への対応の具体的な方法としては、次の通りです。 無線機器を更新する際、新スプリアス規格に適合した無線機器へ取り替える フィルター挿入等の無線機器の改修を行い、新スプリアス規格へ適合させる 運用中の無線機器のスプリアスを実測し新スプリアス規格へ適合させる(弊社の測定器で実測することが可能です。) 製造業者等が測定したデータを活用する。 新スプリアス対応については、弊社で実測して届出し、令和4年12月1日以降も使用継続できるよう対応済みの無線局、またこれから使用期限に向けて対応をすすめている無線局がございます。 ご使用の無線局の状況はいかがでしょうか。「スプリアス」自体、聞き慣れない用語ですので、困っておられる方がいれば、 使用されている無線局のメーカー・型式、無線局免許状をもとに弊社で確認することができますので気軽にご相談下さい。 MCA無線機の動向について 2020年は、新型コロナ感染症や九州においては7月豪雨災害等、BCPの重要性がますます問われる世相になったと感じております。 そうしたなかで、MCA無線によるBCP対策状況の実績を説明して頂きました。 コロナ軽症者施設へのMCA無線の貸出し 令和2年7月豪雨災害で被災された自治体へのMCA無線の貸出し MCA無線は災害時においても安定した通信の確保をすることができ、救援活動や復旧作業に貢献しているとの説明がありました。 令和2年7月豪雨災害においても、電話やIP無線が利用できない状況があった中で、安定したサービスを提供したとの報告もあります。 MCA無線は、弊社でも取扱いしています。BCP用途だけでなく、一般業務での用途もご案内できますので、お問い合わせ下さい。 AMラジオ放送のあり方について AMラジオ放送が、徐々にFM補完放送へ移行していくなかで、AMラジオ放送のあり方が検討されているようです。引き続き動向を追っていく必要がある状況です。 弊社においては、コミュニティFM局の技術サポートを行う上で、ラジオ放送における経営上の課題等を理解した上で、 登録点検をはじめ、放送ハード面での良い提案やご協力ができるように努めていく所存です。 まとめ 上述のトピックスをはじめ、登録点検事業者としての周知事項や、無線局免許申請についての研修を受けてきました。 2020年10月より「ドローン無線局開設サポート」事業もはじめておりますので、こちらもよろしくお願いします。 ※ ドローン無線局開設サポートの詳細については、こちらをご覧下さい。→ https://www.heart-musen.com/special/drone-support/

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Gauging FM stereo broadcasting by Software Defined Radio

Friday, Jul 10, 2020 by Takahiro Aikou radio, F8E, FM Broadcasting

FMステレオ放送は、右信号と左信号を送信しています。右信号と左信号ともに同じ音量で送信するように無線設備規則で規定されています。登録点検の際も総合周波数特性のひとつとして左右信号のレベル差の計測を行います。送信機のメンテナンスを行う際は、放送を聴きながら行いますが、左右信号の状態は波形を表示して目で確認します。 説明 表紙画像の右上の波形が左右信号になります。左信号のレベルを下げたときの画像になります。(通常の放送は同じ波形が表示されます)下変調にFMStereoを指定するとこのような表示になります。ラジオ等はあらかじめ周波数がわかっていますが、スペクトラム表示をもとに信号を探すこともできそうです。 用意するもの パソコン(Windowsでも、Macでも、Linuxでもよい) RTL-SDR ドングル+アンテナ USBケーブル(適宜) ちなみに、実際にインストールしたパソコンのスペック等は次の通りでした。 Windows10 x64 Laptop Intel Celeron 1.10GHz RAM 8.00GB ディスク容量 少なくとも600MB必要 RTL-SDRドングルは、NooElecを使いました。 PhotosSDRをパソコンにインストール PhotosSDRにバンドルされているCubicSDRをセットアップします。 まとめ 登録点検等の規定値チェックの場合は、スペアナやオーディオアナライザを使いますが、日々のメンテナンスはこれで十分と思います。 パソコンはあっても、ラジオがなくても、SDRを使ってリスナーになれます。パソコンやスマホでは、インターネットサイマル放送で番組の視聴はできますが、アンテナと周波数をチューニングしたい方にはおすすめです。

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Introduction for Intra EMC and Countermeasurement

Wednesday, Jul 10, 2019 by Takahiro Aikou motivation, inspiration

このブログは、デバイスの小型化によるイントラEMC(または自家中毒)についての紹介になります。イントラEMCの説明に入る前に、そもそも、なぜデバイスを小型化が必要かということと、一般的なEMCについて説明します。 デバイスの小型化がなぜ必要か 利用者にとって 持ち運びしやすい 場所をとらない 開発者にとって 放熱の低減 低消費電力 省エネ 高周波が扱いやすくなる 特に開発者にとってのメリットを補足すると、機器が小型化し、素子や線路が小型化すると発生する熱が少なくなります。これは素子抵抗や線路抵抗が小さくなるからであり、熱対策にとても有利です。 また高周波回路になればなるほど小型化が必要となってきます。回路内のモジュールどうしをつなぐときに、入力端と出力端のインピーダンスをそろえるために、高周波回路になればなるほど、モジュール間の距離は短くしなければなりません。 デバイス小型化は、利用者にとってのメリットもさることながら、高周波デバイスを実装するためには避けて通れない課題であると考えられます。 一般のEMC 一般のEMCとは、異なるデバイス間で発生する不具合のことを対象としています。例えば、電子レンジが動作周波数は2.5GHzであり、これが要因となって2.4GHzWifi通信に不具合を与えるというのが、家庭等の日常生活内で観察されるEMC問題です。 無線機計測の実務では、無線機と計測器をつなぐケーブルが、アンテナとして動作する場合があり、無線機から電波に他の電波が混入することがあります。これは無線機側の電波の発射をとめることで、計測中の無線機によるものかどうかを区別することができます。(余談ですが、電波の発射を容易にON/OFFできることは無線機の設計上重要なポイントとなります。) こうしたEMC対策としては、装置に十分なシールドを施して、他の周波数に対する影響を受けないように自己防護を図るか、いよいよの時は電波法による調整が図られることになります。 イントラEMC(または自家中毒) イントラEMCは、装置内で発生するEMC問題であり、スマートフォン等ように小型化した筐体の中に、ディスプレイのためのLCD装置、LTE, Wifi, BlueTooth等の様々な通信規格のモジュール、MPUやアクセラレータがぎっしり詰まっている装置で発生する問題です。 家庭用の電子レンジとWifi通信機器の間には、距離と空気があることに対して、イントラEMCが問題となる装置では、距離も空気もなく、モジュールから漏れる電波は、基板や回路や筐体を伝って他のモジュールへ影響を与える可能性があります。 また一般のEMC問題では、シールド対策を施せるスペース的な余裕があったが、イントラEMCではシールド対策を施せる余裕はないし、その解決は自分自身(装置自身)で図らなければなりません。 イントラEMC(または自家中毒)の対策 モジュール単体では十分な性能をもっているとしても、それをデバイスに組み込んで製品とした際に、イントラEMCにより、その性能が十分に発揮できないことを前提として対策を行う必要があります。 大きな流れは、フレームワークデザインで、モジュール等のレイアウトを検討し、ボードデザインに落とし込み、試作または製品段階で適切な評価を行うことであるが、その中でシミュレーションと実測・評価が重要となってきます。 まとめ 5G通信が普及しつつありますが、Wifiはすでに社会の重要な通信基盤となっているので、今後も適材適所で使用されていくものと思います。 特に5Gスタンドアローンシステムは、技術的にも、経済的にも、法制度の整備の観点からも、全てのワイヤレス通信に取って代わるものではないでしょう。 そのため、今やどこでも使われているWifi通信を使ったアプリケーションを高品質で作ることは、無線通信技術者にとって必須の技術を言えます。

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A New Year a New Posibility

Monday, Jul 1, 2019 by Takahiro Aikou motivation, inspiration

ハートむせん合同会社は、本年2019年7月より新しい決算年度を迎え、事業は3年目になります。 ソフトウェア無線開発 当社が得意とするソフトウェアエンジニアリングと無線技術を活かすため、事業開始当初よりソフトウェア無線の研究開発を目標としてきましたが、ようやく開発用の設備、デバイス、ツール等がそろいました。2019年中には何とかプロトタイピングを行い、将来にむけて開発のワークフローを整えて行きたいと考えています Webアプリケーション開発 またDjango+Vue.jsによるWebサービス開発を継続的に取り組んでいます。Webの技術は、デスクトップであろうと、モバイルであろうと、組み込みであろうと必須の技術・知識になってくるので、トレンドの先端を追っていきたいと考えています。 登録点検 無線局の登録点検事業については、VHFの対応をメインで行っていましたが、今年はじめてSHF帯の無線機に取り組み、より幅が広がってきました。 Hugo ちょうどそんな状況の中、弊社サイトもHugoを使ってリニューアルし、同時にブログも開設しました。Hugoを使うと、すごく速く、短期間にサイトを立ち上げることができますので、こちらもWebサービスのひとつとして営業していくつもりです。そのために、まずHugoのメリットを従来のCMSと比較しながらアピールしていく必要があります。本ブログでフォローしていきたいと考えています。 むすび 今回は、事業の見通しや取り組みのご紹介になりましたが、今後は研究開発の成果物・副産物をどんどん上げていきたいと思いますので、定期的な購読をよろしくお願いいたします。

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